バイク乗りの性格がもっとも現れるもの、それは我が半身とも言うべき「マシン」でしょう。バイクのマシンには好みが現れ、それが性格にも少なからず影響しています。今回は、「ハーレー」に乗っている男性バイク乗りの性格を考察してみましょう。

見た目は派手だけど安全運転をする

ハーレーの大型は、「クルーザー(アメリカン)」に分類されるバイクですね。彼らは派手ではありますけど、見た目に反して安全運転をします。

クルーザータイプは見た目と排気量の割に重たいので小回りが効きづらく、結果として安全運転になってしまう……という側面もあります。もともとゆったりと走るのがクルーザーですからね。ただ、機能に引っ張られているというよりも、彼らは自身のマシン、あるいは「ハーレー」に思い入れがある故でもあります。

走ることよりもマシンそのものが好きで、大抵ハーレーしか目に入っていません。また、ハーレーを好む人はけっこう年齢層が高いというのもあります。アメリカンやハーレーが流行った時期を考えるとそうなるでしょうね。中には60歳を超えてもカッコよくハーレーを乗り回すおじいちゃんもいて、いつまでも若々しさを失わないたくましさがあります。

外観だけで決めつけてしまうことも

ただ、ハーレー乗りは、他のバイク乗りと比較してもいっそう排他的で、「自分が認めたもの以外は認めねえしダサい」という発想に至りやすいのが難点ですね。

ライディングのテクニックよりも、相棒(マシン)に重きを置きがちで、「外見」や「スペック」といった目に見えるもの、数値化されているものだけで判断しがちな傾向はあるでしょう。

もちろん、このような思考に陥るかどうか、そしてこの思考をどれだけ人間に対して適用するかは本人次第ではあります。ハーレー乗りでも他人との比較をせず、他の人の趣味にとやかく言わないというクールな方もいますが、バイクで外観・スペックについて持ち出してくるようなら、女性のこともそのように見てしまう可能性があります。

マシンに対してそういう傾向があるのに、人間に対してまったくそのような思考を持ち出さない、なんて器用な真似は人間には難しいのです。ましてやバイク乗り。「バイクも女性も似たようなものだ……」という発想は、この表現に手垢がついていると感じさせるほど浸透していることからも、マシンと女性を同様に見るほうがむしろ容易でしょう。抑えようと努力はしても、片鱗が出てしまうのは致し方ないことかもしれません。

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